後期高齢者医療制度の保険料率、保険料減額基準および保険料軽減特例が見直されます。
〇保険料率の見直し
(令和元年度保険料率)
被保険者均等割額 |
52,444円 |
所得割率 |
10.28% |
保険料(一人当たり)の上限額 |
62万円 |
↓
(令和2年度保険料率)
被保険者均等割額 |
53,847円 |
所得割率 |
10.48% |
保険料(一人当たり)の上限額 |
64万円 |
〇保険料減額基準の見直し
令和2年度の後期高齢者医療制度における保険料減額基準が見直されます。
対象となる被保険者の方は次のとおりです。
(保険料減額基準の見直し内容)
①均等割額の軽減(5割軽減)
≪令和元年度≫
平成30年中の所得の合計金額が33万円+(28万円×被保険者数)以下
↓
≪令和2年度≫
令和元年中の所得の合計金額が33万円+(28.5万円×被保険者数)以下
②均等割額の軽減(2割軽減)
≪令和元年度≫
平成30年中の所得の合計金額が33万円+(51万円×被保険者数)以下
↓
≪令和2年度≫
令和元年中の所得の合計金額が33万円+(52万円×被保険者数)以下
〇保険料軽減特例の見直し
令和2年度の後期高齢者医療制度の保険料軽減特例が見直されます。
対象となる被保険者の方は次のとおりです。
(保険料軽減特例の変更点)
①均等割額の8割軽減を受けている方
≪令和元年度≫ 均等割額の8割軽減
≪令和2年度≫ 均等割額の7割軽減
②均等割額の8.5割軽減を受けている方
≪令和元年度≫ 均等割額の8.5割軽減
≪令和2年度≫ 均等割額の7.75割軽減