お知らせ

後期高齢者医療保険料の賦課誤りについて

 山口県後期高齢者医療保険料の算定に誤りがあり、一部の被保険者に対し保険料を過大または過少に賦課していたことが判明しました。
 対象となる方々へ多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

1 概 要
 他の都道府県からの転入者に対し保険料の賦課計算を行う際、所得データの取込手順に誤りがあり、一部の被保険者の方に対して、後期高齢者医療保険料を過大または過少に賦課していたもの。

2 経緯と原因
 山口県後期高齢者医療広域連合では県外から山口県に転入され被保険者となられた方の所得データは、情報提供ネットワークシステムとの情報連携により前住所地等での所得情報を把握しています。
 また、転入者等の資格異動や所得更正等があった場合の保険料算定については、毎月変更賦課を行っており、その際、加入・脱退・所得異動等を含めた賦課計算を行い、該当者へ通知をしています。
 この度、市の担当職員から問い合わせがあり、その賦課情報を確認した結果、正しい保険料が算定されてなかったことが判明しました。その結果を受け、山口県広域では令和2年度から令和4年度までの賦課データと所得情報を全件突合・確認した結果、一部の転入者に対して賦課計算の所得把握の設定に誤りがあったことが判明しました。その為、保険料算定時に正しい情報が取り込めておらず、所得「不明」(未申告)として所得を判定したことによって均等割額への軽減判定及び所得割額の算定に誤りが生じ、該当者の保険料に賦課誤りが発生しました。

3 対 象
 令和3年度保険料  増額 1名   減額4名
 令和4年度保険料  増額 4名   減額6名
 保険料が増額になる方(追加で納めてもらう方)計324,114円( 5人)
 保険料が減額になる方(保険料を還付する方) 計156,827円(10人)

4 今後の対応
 対象となる方々へお詫びをし、説明を行います。保険料増額者については納付をお願いいたします。保険料減額者については、還付請求書の受理に努め、還付手続きを実施してまいります。

5 再発防止策
 システムのプログラム改修を含めた業務マニュアルの見直しを行います。
 所得更新データを抽出するプログラムを作成し、保険料計算時にチェックを実施します。