医療制度

運営のしくみ

後期高齢者医療制度の仕組み

図の説明:被保険者、医療機関等、市町、広域連合の4つのイラストが書かれています。被保険者は医療機関等で診療を受け、自己負担金を支払います。保険料を市町に納付します。医療機関は医療費を広域連合に請求します。市町は保険証を被保険者に発行します。広域連合は医療機関に医療費を支払い、被保険者に高額療養費などの支払いを行います。他にもそれぞれの立場で役割があります。

1 医療給付に係る費用

医療機関での窓口負担を除いた医療給付費は、保険料のほかに公費と後期高齢者支援金とで賄われます。この仕組みは、給付費の5割に「公費の重点的投入」するとともに若い世代の加入する医療保険から4割拠出し、「高齢者の医療を国民皆でしっかりと支える仕組み」です。

公費 約5割(内訳は、国が6分の4、県と市町が6分の1ずつです。)
後期高齢者支援金 約4割(国民健康保険、全国健康保険協会管掌健康保険(旧政府管掌健康保険)、組合管掌健康保険などが、保険料の中から支援金として負担します。)
保険料 約1割(保険料(率)は都道府県ごとに決まり、被保険者一人ひとりが保険料を負担することになります。なお、所得の少ない方等に対しては、軽減措置を行います。)

図の説明:後期高齢者医療の医療費の仕組みが図で示されています。医療機関での自己負担を除いた医療費のうち、約1割が被保険者の保険料となっています。残りのうち、約5割が税金で賄われており、約4割が若年層の保険料から拠出される後期高齢者支援金となっています。

2 事務費などの共通経費

共通経費として、広域連合の加入団体(県内の全市町)が負担します。